ロタウイルス腸炎が流行っています
2017年4月30日
今年はロタウイルス腸炎が例年より多く流行っています。(ピークは過ぎたようですが)
ロタウイルス腸炎は嘔吐・下痢・発熱を認め、年齢が小さいほど脱水症状が強く出てぐったりします。ワクチンを接種していないお子さんは、外来で点滴が必要になったり、入院が必要になったりする場合があります。
ワクチンを接種したお子さんも感染する場合がありますが、症状が大変軽く済んでいます。嘔吐・下痢ともに回数が少なく、点滴を必要とすることは今までのところ当院ではありません。
ロタウイルスワクチンは生後2か月のワクチンデビューから4週間隔で3回接種します(飲むワクチンです。2回接種のワクチンもあります)。生後32週(224日)以降は接種することができません。任意接種のため有料になりますが、かかった時の症状の重さをみていると、ぜひ接種されることをお勧めします。