RSウイルスによる風邪がでています
2017年8月10日
8月になって、RSウイルスによる風邪と診断した赤ちゃんが数人でてきています。
RSウイルス感染症は2歳までに100%の子どもが感染する、風邪の原因となるありふれたウイルスです。しかし、生後6か月くらいまでの赤ちゃんや、予定より早く生まれた赤ちゃん、心臓や肺に病気のある赤ちゃんがこのウイルスに感染すると、ゼーゼーした呼吸をしてとてもしんどくなることがあるので注意が必要です。
例年、11月頃から流行りだすのですが、夏でも気をつけないといけない病気です。赤ちゃんが咳や鼻水などの症状に加えて、ゼーゼーしてきたらすぐに受診してください。鼻水の検査で診断できます。
追記)その後、国立感染症研究所の調査で、8月6日までの1週間の患者数が昨年同期の約5倍になっていることが分りました。