新型コロナ:小学生の学校内感染6%
2020年12月 6日
12月3日に発表された文部科学省のデータによると、6月1日から11月25日までに新型コロナウイルスに感染した小中高生は3,303人で、感染経路は学校内感染は全体の13%にとどまり、家庭内感染が55%と最多でした。
感染者の内訳は、小学生1,252人、中学生782人、高校生1,224人、その他特別支援学校で、重症者はいませんでした。
感染経路は小学生:家庭内感染73%・学校内感染6%、中学生:家庭内感染64%・学校内感染10%、高校生:家庭内感染32%・学校内感染24%でした。小さい児童ほど家庭内感染が多くなっています。
同じ学校で5人以上の感染者が確認された事例は61例で、小学校12例、中学校11例、高校36例でした。高校生が多くなる原因として部活動や教科によりクラスが混在することが考えられます。
以上のように、新型コロナウイルスの感染ではインフルエンザのような学校内での流行は起こっていません。年齢が小さいほど家庭内での感染が多くなります。また、やはり子どもは重症化しにくようです。