手足口病がはやっています
2015年5月29日
手足口病が保育所を中心にはやっています。例年は7月頃からはやるのですが、今年は早くからはやりだしました。
手足口病はウイルスによりおこる病気で、口の中、手のひら、足の裏(手足の甲にも)、膝などにぶつぶつができます。手足のぶつぶつが目立たないで、「お口が痛い」とお子さんが訴えて診断がつくこともあります。熱は出ないことが多く、自然に治るので特別な治療は必要ありません。
保育所は、熱があったり、お口が痛くてしっかり食べられない間はお休みしましょう。
高熱が続いてぐったりしていたり、お口が痛くて水分も取ろうとしないような場合は受診してください。また、ウイルスは唾液や便から3から4週間ほど出るので、兄弟姉妹がいる場合は家族みんなで手洗いをしっかりしましょう。
また、リンゴ病(伝染性紅斑)も少しはやっています。ほっぺがリンゴのように赤くなる病気です。この病気もウイルスによりおこりますが、ほっぺが赤くなった時にはもう感染しないので、治療をしたり学校を休む必要はありません。ただし、お母さんが妊娠中の場合はお腹の中の赤ちゃんに影響することがありますので、受診してしっかり診断を受けましょう。